スタッフSが作ってみました。
レシピ |
ピョンピョンロープ巾着リュック(S) fktkオリジナル ピョンピョンロープ巾着 キットより |
使用糸 |
Knitting Cotton(ニッティングコットン) レッド(5)2玉 Curly Cotton(カーリーコットン) グレー(5)1玉 |
使用針 |
3号4本棒針、5号輪針(40cm) |
使用生地 |
スレーキ / cotton ラベンダーグレイ 22cm×47cm |
甥っ子のために、トマトみたいな赤い糸でリュックを編むことにしました(腹巻きも赤だったけど、まあいいか)
輪針はそれぞれS=40cm、M=50cm、L=60cmがおすすめですが、輪針は基本的に編み地の周の長さよりも短いものを用いるので、40cmでS・M・Lを編むこともできます。
ゲージを取る
ウエアではないのでゲージを取らなくても良いと思いますが、今回はレポート用に念のため。
まず目数を数えます。指定の5号棒針で編んだところ、10cmの中に20目(レシピのゲージは22目)ありました。
次は段数。10cmの中に31段(レシピのゲージは32段)ありました。
目数、段数ともに少し大きいですが、私は往復編みよりも輪編みの方がきつくなってしまうので、今回は指定針で編むことにしました。
紐を編む
紐は別鎖の作り目をします。まず、かぎ針で必要な数の鎖目を編みます。ここでは3目編んでいます。
鎖目が編めたら、棒針(両方の先がとがったものを2本使います)に持ち替えて、鎖編みの編み終わり側の裏山に矢印のように針を入れます。
矢印のように棒針を動かして糸をかけ、鎖目から引き出します。
作り目ができました。
ここからは「i-code」を編みます。i-codeとは、少ない目数で作る輪編みのコードです。
針の右側に編み地がくるようにスライドさせ、糸を針の裏側で左から右にまわします。このときまわした糸をギュッと引き締めることで、輪のようになります。
表目を3目編みます。
編み地を右側にスライドさせます。これを繰り返します。
チューブ状の紐ができてきました。
必要な長さを編んだら、編み終わりは棒針をつけたままにしておきます。同じものをもう1本編みます。
本体を編む
指でかける作り目を輪にしてメリヤス編みを編みます。編み始めは袋口で、編み終わりが底になります。
紐用の穴を編む
両端から1目内側を2目伏せ目をします。
次の段で巻き目の増し目をします。写真のようにひねった糸を、矢印のように右針ですくいます。
巻き目がゆるまないよう、糸端をしっかり引きしめます。ここでは2目増やします。
穴が編めました。あまり綺麗に編めませんでしたが、紐を通せば目立たなくなるので大丈夫です。
最後の段より1段下までメリヤス編みをします。
本体と紐をあわせる
最後の段で、本体と紐をあわせます。
あらかじめ袋口側にある穴に紐を通しておきます。
紐を通したら、別糸で編んだ鎖編みをほどいて目を棒針に拾います。編み終わり側の鎖編みの裏山に棒針を入れ、糸端を引き出します。
1目ずつ向こう側から棒針を入れて目を拾いながら、鎖目をほどいていきます。
目を拾い終わったところです。
本体と紐をこのように配置してあわせていきます。
本体の端3目と紐の3目を「2目一度」で編みます。右針を写真のように入れ、2目一緒に表目を編みます。
棒針を2本平行にするのは編みにくいと感じたときは、先に1本にこのように目を配置してから「左上2目一度」の要領で編んでも良いですよ。
本体に紐がつきました。
2本の紐の両端を本体にあわせます。
編み地を裏返して、「引き抜きはぎ」をします。
→「引き抜きはぎ」の詳しい説明はピョンピョンロープ巾着バッグの製作レポートをご覧ください。
引き抜きはぎができました。
紐の糸端は編み地の裏側に出し、糸始末をします。
内袋をつける
生地を裁断したら、半分に折って両端1cm内側を縫います。ミシンでも手縫いでも大丈夫です。今回はfktk店主がミシンで縫ってくれました。
袋口を1cm裏側に折ります。
袋口を折り返して、紐を挟みながら内袋をまつっていきます。縫い合わせる方法に決まりはありませんが、私は 1.内袋 2.10段目あたりの裏目 3.作り目 の3箇所をすくいながら縫い合わせました。
本体に内袋がつきました。
できました!真っ赤なリュック、かわいいです。