fktk/フカティカ店主が作ってみました。


 

レシピ

ポンポンミトン
fktkオリジナル ポンポンミトン キットより

使用糸

ポンポンウール
ネイビー×オレンジ(5) 2玉
ウールモヘヤ
グレー(6) 1玉

使用針

6号4本棒針、8号4本棒針、とじ針

ポンポンミトンに必要な材料と、あると便利な道具をご紹介します。
編みものが得意な方は皆さんお持ちの道具だと思いますが、ポンポンミトンキットを
きっかけに編みものを始められる方は是非参考にしてご用意頂ければと思います。


 

必要な材料


8号針(4本)6号針(4本)

大人用、子ども用どちらも同じ棒針を使用して編みます。
6号針は手首のリブ部分を編む時に使用します。
8号針は本体部分を編む時に使用します。
長いものと短いものがありますが、ミトンには20cmの短いタイプがおすすめです。

とじ針

編み始め、編み終わりの糸はとじ針を使って編地に入れ込むように始末します。
わたしはソーイングに使用しているとじ針を代用していますが、編み物専用の先が曲がっているものが販売されています。
 

あると便利な道具


目数・段数カウンター

ポンポンミトンでは段数カウンターとして使用すると便利です。
一番最後に編む3本目の棒に付けておいて、1段編み終える毎にカウントしていきます。

棒針キャップ

ミトンを編む棒針は玉付き棒でないものを使用しますので、キャップを用意しておくと安心です。
編みかけのものを持ち運ぶ際や、休憩する時に編み目が抜けてしまわないようにキャップします。

他にも編み物するにあたって揃えておくと便利な道具は色々ありますが、ポンポンミトンにはこれらがあれば大丈夫!

初心者さんも是非チャレンジしてみて下さいね!


 スタッフSが作ってみました。


 

レシピ

ポンポンミトン
fktkオリジナル ポンポンミトン キットより

使用糸

ポンポンウール
ライトグレー×ブラック(6) 2玉
ウールモヘヤ
スカイブルー(8) 1玉

使用針

6号4本棒針、8号4本棒針、とじ針

ポンポンミトンは初心者さんにもオススメのパターンですが、
それでもキットに入っている編み図とレシピだけではお伝えしきれないことがあります。
ここではより詳しく編み方のポイントをご紹介します。


指でかける作り目



ウールモヘヤを使って、一般的な作り目で編み始めます。
2段目からの「1目ゴム編み」は、その名前のとおり伸縮性に富んでいます。
しかし、1段目の「作り目」部分は伸びません。
ですからここをきつく作ってしまうと「あれ?手が入らない!」ということになってしまいます。
ちょっと緩いかな?と思うくらい緩めに作るのがポイントです。

キットにお付けしたイラストを見ても作り目の方法がよくわからない!
という方は動画を見るとわかりやすいですよ。
DARUMA STORE基本的な編み方動画が載っていますので、ぜひご覧ください。


1目ゴム編みでリブを編む



6号4本棒針のうち3本に、目数が均等になるよう目に通します。
残った1本の針を使って編み進めていきます。
表目と裏目を1目ずつ交互に、編んでいきます。


糸と棒を替え、メリヤス編みで編む



糸をポンポンウールに替え、針を8号棒針に持ち替えて編んでいきます。
「メリヤス編み」とは、表側から見るとすべて表目になるように編む方法です。



親指のマチの手前まで編めました。ここから親指のマチを編んでいきます。


親指のマチを編む



指定の位置で「ねじり増し目」をします。
目の間の糸を左針で引き上げ、向こう側から右針を入れます。
この右針の入れ方がイラストではわかりにくいので、写真を撮ってみました。
あとは表目のように右針に糸をかけて編みます。



マチができました。


親指の目を休ませる



とじ針に別の糸を通してマチの目に通します。



両端を結んで休ませておきます。


続けて本体を編む



親指のマチ部分を手前に置いて休ませている状態です。
私はいつも1段の編み始めがわからなくならないようリングを入れています。
fktk店主のように段数カウンターを目印にする方法もありますね。




減らし目をし、メリヤスはぎでとじる

指定の位置で「右上2目一度」や「左上2目一度」で減らし目をします。
編み方はキットにお付けしたイラストをご覧ください。

私が苦手なのがここから!「メリヤスはぎ」です。
メリヤスはぎとは、メリヤス編みの表目を作りながらはぎ合わせる方法です。

メリヤスはぎをするとき、端の目以外は
1 1つの目には必ず2回とじ針を通す
2 1回目は裏側から表側へ、2回目は表側から裏側へとじ針を通す
というルールがあります。
上手くとじると、手前側の編み地と向こう側の編み地がメリヤス編みで綺麗につながります。



まず、編み終わりの糸を30cmくらい残して切り、とじ針に通します。



編み終わりの糸が奥になるように配置し、手前の針にかかる右端1目に裏からとじ針を通し、糸を出します。
目は棒に付けたままにします。



(1)奥の針にかかる右端の1目めの表から、(2)2目めの裏からとじ針を通し、糸を出します。
次に、(3)手前の針にかかる右端の1目め(一番最初に通した目と同じ目です)の表から、(4)2目めの裏からとじ針を通し、糸を出します。
(1)と(3)の目は棒から外します。

同様に(2)の目に今度は表から、隣の3目めに裏からとじ針を通します。これをくり返します。



針にかかる目をすべてとじたら糸を引き締めます。



糸をとじ針に1周かけて引きます。



とじ針を編み地に刺して、裏に通します。裏側の目の数か所に刺し、糸を切ります。


親指部分を編む



休ませておいた親指のマチに3本棒針を入れます。
3本の針に目が通ったら、休ませておいた糸を引き抜きます。
あとは編み図を見ながら編み進めます。

減らし目やメリヤスはぎの方法は、本体のときと同じです。


親指の付け根をとじる



親指の編み始めの糸は切らずに親指の付け根から出します。
付け根部分の左側の目を拾ったら次は右側の目…という順でとじていきます。
最後は糸を裏側に通して処理します。

編み始めの糸や、ウールモヘヤとポンポンウール切り替え部分の糸も裏側で処理します。

これで完成です。