スタッフSが作ってみました。
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レシピ |
ハンドウォーマー DARUMA PATTERN BOOK3より |
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使用糸 |
空気をまぜて糸にしたウールアルパカ ブラウン（3）1玉 ネイビー（6）1玉 |
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使用針 |
5号輪針（60cm）、5/0号かぎ針 |
ハンドウォーマーって一番冷える指先が開いているのでいつ使ったらいいんだろうと長年思っていたのですが、車のハンドル操作がしやすいと聞いて「なるほど！そうやって使えばいいのか！」と目から鱗でした。冬は車内はもちろんハンドルまで冷たくなってしまいますが、手袋だとすべってちょっと怖いなあと思っていたのです。さっそく前から気になっていたパターンを編んでみることにしました。
使用針は棒針でも、輪針で往復編みをしても大丈夫です。私は輪針を使いました。
共鎖の作り目をする
「共鎖の作り目」、今回はじめて聞きました。「別鎖の作り目」とどう違うのでしょう？
「別鎖の作り目」は、別糸で鎖編みをしたものから目を拾う方法で、あとで鎖編みをほどきます。
一方「共鎖の作り目」は作品と同じ糸で鎖編みをし、そのままほどかずに編み進めていきます。作り目は伏せ目をしたように編み上がります。鎖はほどかないので、綺麗に編まなければいけないのですね。
まず、かぎ針で必要目数を編みます。最後の目は棒針に移し、これを1目とします。
次に鎖の裏山の2目めに棒針を入れて糸を引き出します。ここで「1目め」から引き出してしまうと目数が多くなってしまうので、「2目め」というのがポイントですよ！
同じ要領で裏山の1山から1目ずつ拾っていきます。拾っている段を1段めと数えます。「共鎖の作り目」ができました。
2段毎に色を変えて縞で編んでいきます。
「玉編み」の編み方
玉編みはいろんな編み方がありますが、ここではこのパターンで使われている編み方を解説します。これまで棒針を使った玉編みは編んだことがあるのですが、かぎ針を使うのははじめてです。
手前からかぎ針を入れて棒針から目をはずし、糸を引き出します。さらに鎖を1目編みます。
次に「鎖を伸ばし、未完成の中長編みを2目編む」とあります。“未完成の中長編み”とは…？
私は、1.糸をかけ 2.元の目に矢印のように針を入れたら糸をかけてゆったりと引き出す これを2回くり返すと理解しました。
未完成の中長編みが2目編めました。
かぎ針に糸をかけて、一度に引き抜きます。
元の目に裏から針を入れ
元の目をぐーっと上まで引き上げたら、糸をかけて一度に引き抜きます。
かぎ針にかかった目を右針に移します。玉編みができました（合っているかは自信ない）。
「引き上げ編みの変形」の編み方
「引き上げ編みの変形」はスクエア＆ボーダーのストールのときにも登場しました。ストールのときはシンカーループを引き上げましたが、今回はニードルループを引き上げます。
棒針にかかっている目をニードルループ、目と目の間の渡り糸をシンカーループと呼びます。
まずは右上に引き上げたときの編み方です。×段の次の段で○段の目（ニードルループ）を引き上げて一緒に編みます。ここでは○段がうす茶の糸、△段と×段が紺の糸です。今は×段の次の段をうす茶の糸で編んでいます。
○段の目（ニードルループ）はどこでしょうか。最初このピンクの目だと思ったのですが、ここを引き上げたらおかしな感じになってしまいました。どうやらその下の段の目のようです。
矢印のところに右針を入れます。
そのまま引き上げて、次の目と一緒に編みます。
できました。
次は左上に引き上げたときの編み方です。こちらも×段の次の段で○段の目（ニードルループ）を引き上げて一緒に編みます。
矢印のところに右針を入れます。
そのまま引き上げて、次の目と一緒に編みます。かけた糸を引き出すのが結構大変で、手がつりそうになりました。
できました。
模様編み縞ができてきました。なんだか端がよれよれしてるなあ。
編み終わりは伏せ目にします。
同じものを一枚編みます。
作り目と編み終わりを巻きはぎにして、輪にします。編み地の鎖外側半目ずつに向こう側から手前に針を入れて糸を引きます。
私は車の運転で使いたかったので、親指の穴を作りました。マーカーが付いているところだけかがらずに残しています。
巻きはぎができました。
ハンドウォーマーが完成しました。左右の大きさが違いますが、一目惚れしたパターンなだけあってやっぱりかわいいです。
写真ではネイビーのブルゾンに合わせていますが、この配色、ベージュはもちろんカーキ、グレーのアウターにも合いそうです。私は以前編んだスクエア＆ボーダーのストールと一緒に使いたいなと思っています（実はストールを編むときこのハンドウォーマーにも合うよう配色を考えていました）。
（特価）ブランケットネル／コットン
コットンキュプラ裏地/全10カラー
