スタッフSが作ってみました。


 

レシピ

ロングブリムキャノチェ
Summer hat

使用糸

SASAWASHI FLAT
ブラウン(104)200g巻1玉
*指定使用糸量は100g

使用針

3/0号かぎ針
*指定は4/0号かぎ針

付属品

コットングログランリボン 12mm幅 2m




最近友人に誘われて農作業を始めた私。
陽射しをしっかり遮ってくれてる帽子が欲しかったので、自分で編んでみることにしました。

今回はきちんとゲージを確認したかったのと、
綺麗に編める自信がなかったので、何度も編み直すことを想定して200g巻を買いました。
余った糸は小物を編んだり、ラッピングにも使えそうです。

私は「グリップなし」のかぎ針を使いましたが、この作品には「グリップあり」がオススメです!
詳しくはレポートの最後に書いたので、そちらをご覧ください。


ゲージを取る



まずは「ゲージ」を確認します。
私は手がきついのですが、以前SASAWASHIクラッチバッグを編んだときに大きくなってしまったので、
もしかしたらSASAWASHI FLATも大きく仕上がってしまうかもしれないと思ったのです。

15cmくらいの正方形の試し編みをして、10cm×10cmの目数、段数を数えます。
すでに歪んでる(笑)同じ手加減で編み続けるのって難しいですね。



定規が透明なのでわかりにくいですが、10cmの中に21目ありました。
レシピのゲージは23目なので、やはり少し大きいようです。



段数は20段。レシピは21.5段なのでこちらも少し大きくなりました。

編み針は1号変えると約5%編み目の大きさが変わるので、1号下げて編むことにしました。


トップを編む



平らなトップが特徴のデザイン。輪の作り目をし、増し目をしながらぐるぐると細編みで編んでいきます。
段の最後の引き抜き編みはしっかり締めておくと綺麗に仕上がります。



トップが編めました。

平らに編むのが難しくて、ここまで2回編み直しました。
何度か編んでみて、同じ手加減で編まないと平らにはならないこと、
そしてきつく編んだ方が目がそろうということがわかってきました。


クラウンを編む



クラウンの1段目だけ裏側から編み、2段目以降は表側から増し目をしながら編んでいきます。
平らに編めたと思ったトップですが、クラウンを編み始めたらまた反ってきました。



クラウンが編み終わりました。



ひっくり返すとこんな感じ。
反ってきてしまったトップも、ここまで編むとあまり気にならなくなりました。


ブリムを編む



ブリムの1段目は増し目をしながら細編みで編みます。
2段目は「細編みの表引き上げ編み」で編みます。
ブリムの1段目の足をくるむように針を入れ、針に糸をかけたら引き出します。
このとき糸を長めに引き出すのがポイントです。
あとはもう一度針に糸をかけ、細編みを編みます。



「細編みの表引き上げ編み」が編めました。



上から見ると、こんな風に角度ができているのがわかります。



3段目からはまた増し目をしながら細編みで編みます。
ブリムの寸法を測ったら1cmほど小さかったので、2段増やして編みました。



最終段は全目を引き抜きます。
引き抜き編みはつれやすいので、ゆるめに引き出しながら編みます。



完成しました!
ブラウンの糸で編んだので、大人っぽい感じに仕上がったと思います。


全体的に少し小さめ。
頭回りはほぼできあがり寸法通りですが、割ときつめな感じです。
(私の頭が大きいだけ?笑)


リボンをつける



本では幅の広いリボンを組み合わせていますが



私は農作業で使いたいので、風で飛ばされないように
細いリボンを編み目に通してあごの下で結べるようにしました。
リボンは頭の後ろで結ぶこともできます。




反省点

何度も編み直したせいか腕を痛めてしまい、休み休み編んだら1ヶ月もかかってしまいました。
私は母から譲り受けた「グリップなし」のかぎ針で編んでるのですが、
グリップ付きのかぎ針だと指への負担が軽減できたかなと思います。
これからは糸に合わせて「グリップなし」「グリップあり」を使い分けようと思いました。




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