スタッフSが作ってみました。


 

レシピ

TUBEのクロッシェバッグ
Patterns Note(KN22)

使用糸

TUBE
ブルー(2) 3玉
*指定は4玉

使用針

10/0号かぎ針




ナイロンの糸をチューブ状に編んだ「TUBE」という糸でバッグを編みます。
「TUBE」はビビットでカラフルな色がそろっていますし、
水に濡れても大丈夫なので夏にぴったりですね。



まず鎖編みの作り目を編み、鎖の裏山を拾って「ネット編み」で編みます。
「ネット編み」とは、鎖編み、細編み、長編みを組み合わせて、ネットのような透かし模様を編むことです。


糸のねじれを取る



「TUBE」は編んでいると糸がねじれてくるので、ときどきねじれを取りながら編みました。
ねじれた糸を持って編地を空中でクルクルと回転させると、ねじれを取ることができます。
回転させるときに糸がほどけないよう、ステッチマーカーやクリップで留めます。


糸をつなぐ



編んでいる途中で糸が切れてしまいました。
「TUBE」はチュールのように透けていて、羽毛もないため滑りやすい素材です。
そのため編地に糸端をくぐらせる方法だときれいに仕上げることができませんでした。
調べてみると、糸端同士を「はた結び」で結んで短かくカットすると目立ちにくいそうです。
結び目がほどけないか心配でしたが、しっかり結べば大丈夫でした。



ネット編みができました。



続けて持ち手を編みます。
2段目の鎖部分は半目と裏山を拾って編みます。



持ち手が編めました。



続けて、糸を切らずに「縁編み」を1段編みます。
目を拾いながら細編みを編んでいきます。



本体ができました。同じものをもう1枚編みます。




2枚を外表に合わせて、縁編みの細編みの頭同士をなみ縫いします。
編み目の上端の鎖部分を「頭」、その下の部分を「足」といいます。



頭同士を合わせながら、とじ針で縫っていきます。




完成しました!



長財布やスマートフォン、文庫本がすっぽり入ります。
ちょっとそこまでのお出かけにちょうどいいサイズですよ。

物を入れるとびよーんと伸びますが、ちゃんと元に戻ります。
「TUBE」はゆるっと編むのがかわいいですが、緩すぎるとバッグが伸びてしまうし、
その手加減が難しいと思いました。




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