スタッフSが 棒針 で作ってみました。

レシピ

ケーブルニットキャップ
DARUMA PATTERN BOOK 1より

使用糸

シェットランドウール
レッド(10) 2玉

使用針

6号(4本)棒針、とじ針
かぎ針(私は6/0かぎ針を使いました)
なわ編み針




小学生の頃から何度も挑戦してはその度に挫折していた棒針編み。
でも秋冬の棒針編みの作品を見ると、やっぱりかわいい。
このニットキャップは中級者向けのパターンですが、頑張って挑戦することにしました!



まず最初にかぎ針で鎖編みをします。この鎖は後でほどくので、余り糸を使いました。
他の方の製作レポートを読むと、「たこ糸を使うと良い」という意見もありましたよ。
鎖を輪にしたら、裏山から編み地用の糸で1つ1つ目を拾っていきます。
目数が変わると奇麗な模様にならないので、数えながら慎重に拾いました。



複数の棒を使って編むのは初めてでしたが、なんとか目を拾い終えました。
ここからいよいよ模様編みが始まります。



9段目まで編んだところ。下手くそです…。
でも模様が少しずつ現れてくるのは嬉しいし、楽しいです。
ちょっとあやしい箇所もありますが、折り返せば隠れると信じて、そのまま突き進んでいます(笑)



模様編みには、なわ編み針が大活躍します。
奇麗に編むのは難しいなあ。



なんとか64段編み終えました。
52段からは少しずつ目を減らしていきます。
私は棒編みでもやはりきつく編む癖があるようで、できあがり寸法よりも少し小さく仕上がりそうです。



編み終わりは、残った目に糸を通して絞ります。
手持ちの本を見ると「目数が多いときは1周めで1目おきに糸を通し、
2周めでとばした目に糸を通してしぼり止めをする」と書いてあります。
(※写真は2目に針を通してしまっていますが、実際には1目おきに通します)



奇麗に絞ることができました。だんだんと帽子のかたちになってきましたね。



次は、帽子の折り返し部分を編んでいきます。
編み地を裏返したら、最初に編んだ鎖編みをほどいて、目を棒針で拾っていきます。
すべて拾ったら、再び模様編みを編んでいきます。
鎖編み部分を境に、裏表と進む方向が逆になると言ったら伝わるでしょうか?
このとき、表側の模様と裏側の模様が1つに繋がるようにします。



最後は2目ゴム編みで3段編み、編み終わりは表目と裏目それぞれの伏せ目を編んで伏せ止めます。

この伏せ目、少し緩めに編んだ方が良さそうです。
私はちょっときつく編んでしまい、かぶるときここの部分だけ少しきつく感じました。



編み地を表に返し、最後に折り返して完成です!
こんな凝った模様が自分で編めるなんて感動〜。
完成までに何度も心が折れそうになったし、あちこち間違っているので心残りもあるけれど、
諦めずに頑張って良かったです。


 スタッフYが 輪針 で作ってみました。




レシピ

ケーブルニットキャップ
DARUMA PATTERN BOOK 1より

使用糸

シェットランドウール
グレー(8) 2玉

使用針

6号輪針(40cm、60cm)
とじ針、かぎ針、なわ編み針


「輪針」で手袋を1組半(?)だけという頼りない編み物歴ですが、気にせず元気にスタート!
ちなみに仕上がりサイズが頭回り50cmのこの帽子には、長さ40cmの輪針を使います。



輪針は2本の針がやわらかいコードで繋がっているので、グルグル編むだけで筒状になります。
(もちろん筒じゃない物も編めますよ)

輪針の長所
・帽子や手袋、靴下など筒状の物が簡単に編める。
・棒針のように抜け落ちにくく、外に持ち歩くのも手軽。

輪針の短所
・「針の太さ」×「コードの長さ」分の種類がある。
・基本、輪針より小さい輪は編めないため、減らし目には対応が必要。(後で説明します)

一長一短はありますが、初めて輪針に挑戦したチームfktkメンバーからは、
「もう4本針には戻れない!」という声も挙がっています。
ストレスなく編めるので、初心者にもおすすめです。

とは言え基本的な編み方は棒針と同じ。
その辺はスタッフSさんが赤い帽子のレポートで詳しく書いてくれているので、
ここでは輪針のポイントを中心に紹介します。



なんと言っても初めての縄編み。
専用の道具があることも初めて知りました(100円ショップで売ってました)。
最初に使ってみたのがブルーの針。これが個人的にはとっても編みにくかった!
写真でもわかるように、編んでいて邪魔になるのです。
試しに白い方を買ってみたらウソみたいにラク。
ひょっとして使い方を間違えていたんでしょうか?(笑)

初めの方は特にたくさん間違えましたが、編み始めの所は折り返しで隠れるので、
練習のつもりでどんどん先に進みます(笑)



そしていよいよポイントの「減らし目」に突入しました。
最初にも書いた通り、輪針では針より小さい輪は編めません。

ここでやり方が分かれます。

・4本針(棒針)に変える。
・輪針を2本使う。
(※初めから「マジックループ」という裏技で編む方法もあります)

僕は編み方に癖があって棒針が苦手。そこで今回は輪針を2本使うことにしました。
1段を半分くらいに分けて2本で編むだけ。輪針は短すぎなければOKで、2本目は少し長い物を使っています。

ちなみに「マジックループ」とは、下図の点線部分を使い、余ったコードを目の間からはみ出させて編む裏技。
★の所の目が緩くなりやすいのが欠点ですが、特別なテクニックは要りません。
長〜い輪針1本で、手袋の指先でも編めちゃいます。






輪針の2本使いは初めてでしたが、4本針よりもずっとラクでした。てっぺんを絞るのもSさんのレポートを参考に「ひと目おき」に目を拾ったら大成功!

さて、ここで緊張の一瞬。
キツく編みがちな僕は、ずっと「頭が入らなかったらどうしよう…」とドキドキしながら編んでいました。
やっと輪針が外れたので運命の試着。
……ちょっとパツパツ気味ですが、なんとか被れました!(笑)
皆さんは面倒くさがらずに初めにゲージを取ることをお薦めします。



編み終わりを裏返して、折り返し部分を継ぎ足すように編みます。
縄編みも慣れてきてようやく楽しむ余裕も出てきました。
ただし、いちばんボリュームが出るここがキツいと本格的に入らなくなるので、「ゆるく、ゆるく」と言い聞かせます。



ジャーン!完成しましたー!
最後の綴じ方がよくわからなくていろいろ調べたけれど、結局怪しいまま。
とりあえずほどけてこないので良しとします(笑)
慣れない縄編みはとても時間がかかったので余計にうれしい!
焦らないでのんびり編めば、初心者でもきっと大丈夫。
秋冬の装いのポイントになってくれる凝ったデザインで本当におすすめです。
皆さんもぜひチャレンジしてみて下さいね!




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